😰「汗をかかない生活」で悪化していた
コリン性蕁麻疹を発症してからというもの、「汗をかかないようにしよう」という生活をずっと続けてきました。
- クーラーの効いた部屋にずっといる
- お風呂はシャワーだけ、湯船には入らない
- 運動の習慣もやめた
- 急に体が温まらないよう、早歩きも控える
こうして“汗を避ける生活”を送るようになってから、むしろ症状がどんどん悪化していきました。
ちょっと動いただけで蕁麻疹が出る。
ちょっと外を歩いただけでかゆくなる。
「というか蕁麻疹出やすくなってない?」
そう思うようになりました。
🛁 汗をかく体を取り戻す──発汗トレーニング開始
そこで思い切って始めたのが、お風呂での発汗トレーニングです。
「汗をかける体に戻す」ことを目標に、まずは1週間、自分にできる範囲で実践してみることにしました。
📋 実際にやったこと:基本ルール
- 入浴は夜、なるべく毎日。ただ、夜中には入らない
- 湯温は40~41℃で調整
- 手と足だけはしっかり浸かる(10~20分目安)
- 汗がじんわりできたら終了の合図
- 水分補給を必ず入浴前後に
- 入浴中にかゆみが強くなったら中断
📅 1週間の記録と変化
日 | 発汗 | 蕁麻疹の反応 | 気づき |
---|---|---|---|
1日目 | 汗なし | 入浴中にかゆみ発生 赤いブツブツの蕁麻疹 | 汗腺が完全にサボってる感じ |
2日目 | 汗なし | 赤いブツブツの蕁麻疹 | 昨日より少し良いかも? |
3日目 | 汗なし | 赤いブツブツの蕁麻疹 | 昨日と同じ |
4日目 | 汗なし | 少し蕁麻疹減った? | 昨日より改善? |
5日目 | 汗なし | 蕁麻疹出てもすぐ引く | 蕁麻疹の出方が控えめになった気がする |
6日目 | 首だけじんわり汗? | 発疹なし | 38度に設定したので汗は出なかった |
7日目 | 脇から汗が出ているの確認 | 発疹なし | 続ければもっと変われそう! |
🧠 心の変化も大きかった
何より大きかったのは、「汗をかくのが怖くなくなった」こと。
発汗トレーニングをする前は、「汗=かゆみ=絶望」みたいな図式ができあがっていました。
でも、毎日湯船に浸かって少しずつ汗が出るようになってくると、汗をかくこと自体が快感になってくる。
そして、思ったんです。
「汗を避けてたせいで、自分で症状を悪化させてたのかもしれない」と。
📌 注意してほしいこと
- 我慢しないことが大事。
かゆくなったら、無理せずすぐ出る! - “頑張って汗を出す”必要はない。
自然に、じわじわ出るのがベストです。 - 最初の3日は焦らない。
汗腺がサボってる状態では、すぐには汗は出ません。根気がいります。
📝 まとめ:汗は敵じゃなかった
1週間の発汗トレーニングでわかったのは、「汗そのものが悪いわけじゃなかった」ということ。
むしろ、汗を出さない生活が、コリン性蕁麻疹を悪化させていた可能性すらある。
症状が完全に消えたわけではないけど、「体がちゃんと反応している」実感はあります。
少しずつでも汗をかけるようになると、心まで軽くなる。
これは、やってみないとわからなかった変化です。
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