💡【体験談】コリン性蕁麻疹との出会いと診断まで|スズメバチ駆除が最初のきっかけだった話

体験談

はじめに

「汗をかくと、肌がチクチクする。なんだこれ?」

人生でそんな違和感を初めて覚えたのは、スズメバチの巣を駆除した日でした。
防護服を着て30分ほど動き回ったあと、全身にかゆみと赤い発疹がぶわっと出たのです。

そこから始まった、コリン性蕁麻疹との長い付き合い。
最初に病名はついたものの、処方は飲み薬だけ。
「これで本当に治るの?」という疑問から、ネットで必死に情報を集め、ついにゾレア注射にたどり着いた体験を今回は詳しく書いてみます。


🐝 発症のきっかけ:スズメバチの駆除中に突然のかゆみ

あの日、家の軒下にできたスズメバチの巣を駆除の取材をするため、防護服を着て作業していました。
防護服は通気性ゼロ。汗がこもり、気温は高く、作業は30分ほど。

作業を終えた直後、背中や首、胸のあたりにチクチクしたかゆみが襲ってきました。
「蜂に刺された?」「でも刺されてないぞ…」と混乱。
鏡を見ると、赤い小さなブツブツが出ていて、まるで発疹のようでした。

この時はまだ「汗疹かな?」くらいに思っていたのですが、それが後々の症状の始まりだったんです。


😵 ストレスMAX、生活も乱れていた私の状態

その後、じんましんのような発疹は、運動・入浴・緊張のたびに出るようになりました。
そして、ちょうどその頃の私は――

  • 転職活動中で、どこにも内定がもらえず自信喪失
  • 月100時間を超える激務の中で、心身ともにボロボロ
  • 帰宅後はそのまま寝落ち。風呂にも入らない日が続く
  • 冷房の効いた部屋で、汗をかくこととは無縁の生活
  • 運動もせず、食事も乱れ気味

つまり、汗をかかない生活・慢性的なストレス・自律神経の乱れが重なっていたのです。


🏥 最初の病院で「コリン性蕁麻疹」と診断されるも…

ようやく皮膚科に行った時、最初の医師はすぐに「コリン性蕁麻疹でしょう」と診断をつけてくれました。

でも、処方されたのは抗ヒスタミン薬の飲み薬1種類だけ。薬を追加したり変えたりを繰り返していました。

私が実際に試した薬は、以下のようなものです(記憶が間違ってなければ):

  • アレグラ(フェキソフェナジン)
  • ザイザル(レボセチリジン)
  • アレロック(オロパタジン)
  • エバスチン
  • ルパフィン
  • デザレックス
  • タリオン
  • ビラノア

どれも「効いたような、効かないような…」という曖昧な感覚。
症状が出る日もあれば、出ない日もある。
確実なコントロールができない状態が続いていました。


🔍 ネットで調べまくって「ゾレア注射」にたどり着いた

「このままでいいのか…?」
「もっと根本的に治す方法はないのか?」

そう思い始めて、自分でネット検索をしまくりました。
SNS、ブログ、医療機関の公式サイト、論文――。
情報を集めるうちに、“ゾレア”という注射治療に行きついたのです。

「保険適用には条件がある」「高額だけど効果があるかも」
正直、半信半疑でしたが、わらにもすがる思いで、ゾレア注射を処方している病院を自力で探しました。


💉 ゾレア注射と出会って感じたこと

その病院では、事前にアレルギー検査・問診・診断条件を確認したうえで、保険適用の範囲でゾレアの自己注射ができることになりました。

1回あたり約12,000円以上の出費(※自己負担3割の場合)がかかりますが、
「あ、今日は症状が出なかった…!」という日が増えていくことで、金額以上の価値を感じるようになりました。


✅ まとめ|診断がゴールじゃない。「情報」は自分で掴みにいく時代

今思えば、診断がついた時点ではまだスタートラインに立っただけだったと思います。
医師にすべてを委ねるのではなく、自分でも情報を集め、判断し、行動することが大切でした。

そして何より、
「汗=敵」から「汗=慣れれば怖くない」へと考えが変わっていくことで、生活にも前向きな変化が生まれました。


💬 次回予告

以前の記事では、ゾレア注射と並行して始めたお風呂での発汗トレーニングについて、
実際にどうやって取り入れていったのか、効果はどうだったのかをまとめていますので参考までにどうぞ。

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