「運動=発汗=蕁麻疹」だったあの頃
コリン性蕁麻疹を患っていた当初、運動なんてもってのほかだと思っていました。
ちょっと階段を上っただけで、全身にチクチク・ブツブツ…。
「汗=敵」「動いたら終わり」そんな思い込みが、心にもブレーキをかけていました。
でもある時、「汗をかかないように生活していたことが、むしろ悪化の原因では?」と気づきました。
入浴すらサボって寝落ち、冷房の効いた部屋で動かない生活…。
汗腺を閉じたままの状態で、いきなり運動を始めたら蕁麻疹が爆発するのは当然だったんです。
そこで始めたのが、「汗トレ(入浴による発汗習慣)」。
この習慣が整ってから、ようやく少しずつ運動にチャレンジできる状態になってきました。
💡前提:運動前に「汗トレ」が必須
私の場合、お風呂で毎日じんわり汗をかく習慣を身につけてからでないと、
どんな運動も蕁麻疹のトリガーになっていました。
逆に、汗トレを続けたことで**「汗をかく」ことへの拒絶反応が薄れた**のを実感。
このベースができてから、運動への挑戦を少しずつ再開しました。
✅ 実際に試して“できた”運動【ジム編】
◉ 筋トレマシン(軽めの負荷で)
- ジムでチェストプレスやレッグエクステンションなどのマシン系を使用。
- 重量は軽め。インターバルを長めにとって、体温上昇を緩やかに。
- 汗をかく前に切り上げるようにして、蕁麻疹の出現は回避できた。
📝ポイント:
「疲労感はあるけど汗はそこまで」くらいの調整が大事。
❌ 症状が強く出た運動【注意が必要】
◉ エアロバイク(室内・負荷中程度)
- 有酸素系で汗が一気に噴き出し、太ももや脇に強いかゆみとブツブツ。
- 発汗量が増えると、やはり蕁麻疹のスイッチが入る。

◉ ランニング(屋外・室内問わず)
- 特に連続したジョギングは、3〜5分で症状が出ることが多かった。
- 心拍数が上がり、呼吸が荒くなると痒みも強くなる。
📝ポイント:
「運動前にどれだけ汗トレを積んだか」で、許容ラインが変わる印象。
🚫 未経験・これから挑戦したいこと
◉ サウナトレーニング(これから)
- 体を温めて発汗させてから軽く運動する、という「汗トレ応用版」にも興味あり。
- ただし、今のところはまだ準備段階。
◉ 水中運動・ヨガ
- 現時点では試していないが、低負荷で汗が出にくい分、チャレンジしやすいかもしれない。
- 今後の発汗状況と体調次第で試していく予定。
📝まとめ:運動は「汗トレ後&軽め」から始めればOK
コリン性蕁麻疹に悩む人にとって、運動はとてもハードルが高いもの。
でも私の経験から言えるのは、「運動を諦める必要はない」ということ。
ただし、焦っていきなり走ったり、激しい有酸素運動をすると逆効果。
まずはお風呂で“汗をかく体”を作ってから、軽めの筋トレからスタートするのがおすすめです。
コリン性蕁麻疹と上手に付き合いながら、体力と自信を少しずつ取り戻していきましょう!
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